三作目:超シンプルなタンクトップ 毛糸の選び方
2015年5月 編み日数:1週間くらい
ベビーニットをとりあえず完成させたあと、自分のウェアも欲しいなと欲が出てきました。それに二作とも模様編みからのスタートだったので一着でいいからメリヤス編みだけでシンプルに仕上がるものを作ってみたいという好奇心もむくむく。
そこでこんな本を購入
めっちゃ重宝しています。このデザイナーさんの作品はシリーズ本が一通りあるらしく、全シリーズを買いたいくらいどれも可愛いです。トレンドを抑えたデザイン、意外性満載の編み方で、思わず目を奪われました。今編んでいる作品もこの中で紹介しているデザインです。
それで三作目は超シンプルなタンクトップに決めました。
どこかのショップで売ってても全然不思議じゃないほんとうにかわいいデザインですよね!
とくにこの本は夏ものが中心みたいで、編み物=冬物というイメージがつよかった私にとって目から鱗でした。でも夏用ニットやカーディガンってよくお店でみかけますよね。季節に左右されず編み物ができるなんて素敵!
でもそこで重要なのは毛糸の種類なんだと気づきました。
ここでようやく毛糸の種類について興味を持ち始めたのでこんなものを取り寄せて購入しました。
アパレル生産講座〈14〉 ニットの基礎技術 (文化ファッション大系)
- 作者: 文化服装学院
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 大型本
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がっつり教科書!これはニットデザイナー向けの教科書なので毛糸の種類から編み方、編み図の作り方、デザイン方法、申し分ない内容です。
ここで毛糸の種類を勉強しました。それによると夏もののウェアはリネン(麻)かコットン(綿)で作られた毛糸で編むのが良いということを学びました。実際糸を触ってみると分かりやすいのですが、これらはあっさりした触り心地でウール特有の柔らかいふわふわ感はまったくありません。さらっと着れる糸なんですね。
教科書の指定糸もハマナカのフラックスC(リネン82% コットン18%)とありました。
母の助言を受けず自分で糸を選びたかったので今回は素直に指定糸を買うつもりだったのですが、たまたま近所の毛糸屋に指定糸がなかったので、代用できそうなこちらを購入しました。
安っぽい感じもしないので6玉くらい買いました。編み方はメリヤス編みなので超シンプル!無心になれました。ただし初の輪編みだったので、輪針を買わなければ編めない事に気づくのに半日かかりました。
二週間かかるかなとおもったらさくっと一週間でつくれました。なので途中経過の写真がなく、完成作品がトップ写真のものです。着心地はとてもいいのですが産後太りでややサイズがキツくなってしまい、二回着て以降出番がありません。今回の出産後体型が戻ったら今度こそ常用したいです。。
というわけでこの回でやっと毛糸の種類に気を使うようになったのですが、素材の良さを追求するとどうなるのだろうという欲求が徐々に沸いてきました。これが編み物沼の入り口なんですね、、!!!
それはまた今度詳しく書こうと思います。
次回はかぎ編みともう少し仲良くなりたい編です。